メキシコ発祥のもの

メキシコ発祥のもの
メキシコ情報

身の回りにある、お馴染みのモノの中にも「メキシコ発祥」のモノがあるんです。ここでは、メキシコ発祥のアレコレをご紹介します。

Aguacate

Aguacates
アボカドはスペイン語でアグアカテと言います。メキシコ料理レストランのメニューで、「アグアカテ◯◯」といった名前を見たことがありませんか?
アボガドは、本来メキシコやコロンビアとベネズエラで生まれた果実です。スペインの梨(なし)と似ているため、スペイン人が「インディアン梨(なし)」という名前をつけたとも言われています。現在では、メキシコの亜熱帯とスペインのカナリアス列島で耕作されています。アグアカテという言葉はナワットル語(メキシコの原住民の言葉)では金玉という意味だそうです。
このアボガドは紀元前7000年から育てられたメキシコ料理に欠かせない食材です。

Cacao

Cacao Closeup
チョコレートを作るための原材料、カカオを生み出す木です。
木の果実はカカオの穂と呼ばれています。
長さ約30センチ、と広さ10センチ程度です。

Chocolate

sopa de mariscos
ミルクか水に溶かされていた先スペイン期の飲み物です。
スペイン人の到着の前、カカオはバニラと甘い花と混ぜていました。ヨーロッパに持って行かれ、色々な形で変遷していくうちに、現在、わたしたちがよく知るチョコレートに進化していったのです。
チョコラテ(スペイン語での発音)という言葉は、ナワットル語のショショック → 酸っぱい、とアットル → 水という混合の言葉から出来上がった言葉です。他の仮説 は、マヤ語のチョコル → 暑い、とア → 水から生まれた言葉とも言われています。
どちらの場合も、カカオから作られた飲み物という点では一致しています。

Jitomate

Jitomates
トマトは先スペイン期、メソアメリカ(中米の古代文明圏)全体で耕作されていました。そして、16世紀にヨーロッパに持ち込まれたと言われています。ヒトマテという言葉はナウアットル語のヒトマットル → ヒックトリ “ おへそ ” とトマットル “ とまと ” という二つの言葉からなりたち、木から収穫したトマトの真ん中におへそのような点が残るためその名がつけられたと言われている。

Nopal

Nopal
サボテンはアメリカ大陸に昔からある植物のひとつです。メソアメリカの料理ではサボテンがとても大事な材料でした。そして、アステカ文明の首都の設立時代に現れた神聖な植物として捉えられたのは、首都を設立するための場所をアステカ族が探していた時に見つけたのが、サボテンの上に立って、蛇を食べている鷲がいた場所だったのです。
現在では、メキシコの国旗の中心部にもその時の場面が表現されています。

Dalia

- Dália -
世界中では、ダリアの35種類があります。そのうちの33種類はメキシコ原産の花です。
ダリアは大量に存在した為、先スペイン期の建物でもこの花の姿が現れています。昔のメキシコ人は装飾、料理、そしてイベントでもこの花をよく使っていました。ヨ ーロッパに導入されてからは、スペイン、フランス、イギリスなどの多くの国々に装飾として使われてきました。

Poinsettia

Poinsettia
クリスマスと言えばどんな花が思い浮かびますか。ポインセチアの花ではないでしょうか。実は、この花はアステカ族に昔からよく育てられていました。スペイン人がアメリカ大陸に来てから、この花は習慣的に用いられ、キリストが生まれた馬小屋を飾ったとされています。その為、クリスマスの時期、この花は世界中に溢れるようになったのです。


その他のメキシコ発祥のもの

  • セメント
  • ハンモック
  • 唐辛子
  • とうもろこし
  • かぼちゃ
  • バニラビーンズ

などなど、他にもまだまだ沢山あります。
もし、その他にも皆さんがご存知のものがありましたら、教えてください!

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