フリーダ・カーロ
メキシコ情報
By カール・ヴァン・ヴェクテン – Block_Kahlo_Rivera_1932.jpg, パブリック・ドメイン, Link
フリーダ・カーロ(1907-1954)はメキシコの女性画家、自画像を描く画家として知られてきました。
6歳のときポリオに罹患して右足が不自由になり、16歳の時には、バスでの通学中に肩の脱臼、肋骨・鎖骨・背骨・骨盤の骨折、右足の粉砕骨折を負う大事故にあいます。治療中に絵を描き始め、その絵をディエゴ・リベラに見せた事により、二人の関係が始まります。
そして、22歳となる1929年には彼と結婚しました。
ディエゴ・リベラと一緒にメキシコ人として自分の同一性を表現するために、彼女の絵にはメキシコのフォルクロレをよく利用されています。
その後、現実的な面とファンタジーな面を折り混ぜた絵が認められ、フリーダは超現実的なアーティストとして有名になっていきました。彼女の大半の絵は自分の治療中や苦労している時代の個人的な状況を表すものです。
壊れている脊椎 (1944)
開いている胸の中に脊椎の代わりに整形外科の義肢を見せる。
ヘンリ・フォード病院 (1932)
子どもを生めない。自分の不妊さで苦しんでいる姿を現す。
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